プチプチの基礎知識

プチプチの利用方法

1. 梱包に役立つプチプチの正式な名前は?

プチプチの正式名称は「気泡緩衝材」。プチプチという名称は、あくまでも商標登録です。
川上産業という企業が登録しています。そのため、見た目は全く同じプチプチであっても「エアーキャップ」「エアークッション」など製造会社によってさまざまな呼び方をされています。その中でもプチプチはそのインパクトや覚えやすさなどから、根強い呼称として定着しています。

昭和のころ、ちょっと高級な缶入りクッキーなどに入っていたプチプチ。
意味もなく1つずつ潰し、その音と感触を楽しんだものです。
現在では物流が発展し、個人間売買などで利用される方も多いかと思います。
プチプチの優れたメリットは「クッション性」にあります。また、軽いため運送の負担も軽くなります。

2. プチプチに裏表はあるの?

プチプチは平らな面と凸型の面があります。
梱包する際にどちらを表にしたらいいのか迷ってしまったことはないですか?

プチプチで梱包した場合の裏表は能力としては同じです。
どちら側を使っても緩衝材としての働きに差はありません。

基本的には、プチプチのある面を内側に梱包することをお勧めします。
それは、梱包の最後に固定するときに外側が平らな方がテープなどで固定しやすいと思います。

逆にプチプチのある面を外側にした方が都合のよい場合はどうでしょう?
凹凸のあるものを梱包する場合プチプチに引っかかってしまう危険性があります。
そのようなときには、平たい面を内側にして梱包したほうが良いと思われます。

3. どんなプチプチを選んだら良いの?

これまでは企業の製品などの梱包材として使われてきました。そのため、一般の方が購入する場面はあまりありませんでした。(梱包は新聞紙! の時代も)
最近では、ネットを利用した個人間売買が増えたことによりプチプチが必需品になってきました。
当社からの購入においても個人の方の購入が爆発的に増えています。

少し前まではカットしてあるタイプのプチプチがよく売れていたのですが、最近ではロールのプチプチを
お求めになるお客様が増えています。一度だけの梱包でしたらカットしてあるタイプでよいのですが
梱包してみると少し足りない・・・。という状況があるようです。
ロールで買うと単価も安くなりますしね。 また厚み、素材なども各種ありますのでご相談ください。

4.梱包以外の利用方法

テレビでも紹介されていましたが、プチプチを断熱材として利用される方も多いです。
窓ガラスの内側にプチプチを張ることにより断熱材の効果があります。
ご存じのようにプチプチの凸部分は空気ですから窓ガラスに空気の層ができることになり
断熱に効果があります。 幸いにもプチプチの基本色は透明ですから、明かりを遮ることもありません。

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